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「私の仕事は、リーダーとして背中を押すこと」ー大企業から大人ベンチャーへ、はじめての転職

ワーキングペアレンツのための転職サービス「withwork」です!

今回ご紹介するのは、2020年4月にwithworkを通じてカラクリ株式会社にご転職された樋口さん。

大企業で働きながら夫と子ども2人の4人家族で暮らしていた樋口さんは、夫の単身赴任によって突如ワンオペ育児が求められる状況に。働き方を見直すために転職活動を行った樋口さんの転職体験談を伺いました。

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■本日お話を伺う元ユーザーさん (写真右)
・樋口文恵さん
2021年 カラクリ株式会社入社 CS Management Unitリーダー
運用サポートのみならずお客様の目標・成功に向けてを伴走するパートナーとして、チームのメンバー育成、マネジメントを務める。小学生2児の母。

■本日のインタビュアー(写真左)
withwork代表・上原達也 @tatsuya39

夫の単身赴任が決定。
ワンオペ育児でも働ける職場を求めて


ーー今日はよろしくお願いします!樋口さんは新卒で入った企業から、今回初めての転職でしたよね。なぜ転職をしようと思ったのですか?

 当時私は東京の大手SIerで働きながら、保育園と小学生の子どもを育てていました。ところが2019年秋に主人の名古屋赴任が決まり、働き方を見直す必要が出てきたのです。

今まで通りフルタイムで働き続けるか、時短に切り替えるか、会社を辞めて夫について行くか……。たくさんの選択肢を検討した結果、私は東京に残って働き続けることにしました。ただし、これからはワンオペ育児をすることになるため、今までよりも柔軟な働き方ができる会社に移った方が良いと思い、転職活動を始めました。

ーーご家庭の事情が大きなきっかけだったんですね。転職活動を始める際、不安を感じたことはありましたか?

 スタートアップ企業への転職に興味はあったのですが、私がワーキングマザーである上に前職は大企業だったので、今までと異なる環境でやっていくのは難しいかもしれないと思っていました。

また、当時35歳にして初めての転職だったので、企業の選び方も自分の市場価値もわかりませんでした。企業への応募以前に、転職活動そのものに一歩踏み出さなくてはならない状況だったんです。

そんなときに、SNSで偶然目に留まったのがwithworkでした。ワーキングペアレンツ専門の転職支援サービスだと知って、「ここなら自分の事情を汲んだ転職サポートをしてもらえるかもしれない」と思い、登録することにしました。

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ーー樋口さんとのやり取りはとてもよく覚えています。初めての転職活動のなか、withworkとのやりとりやサポートで印象に残っていることがあれば教えてください。

 担当の上原さんには「どんな話し方が刺さるか」とか、「どこまで調べて面接に臨むべきか」とか、結構細かいことを相談させてもらいました。

転職活動に関する知識がないことは、全く問題ありませんでした。むしろ中途半端に転職活動に詳しくて、「面接でこういうテクニックを発揮しよう」みたいなことを考えていたら、上手くいかなかったかもしれません。素直にアドバイスを受け入れられたのが良かったのだと捉えています。

上原さんにしてもらったサポートの中で一番印象的だったのは、職場で「チャットボットの母」と呼ばれていたことを職務経歴書に書くべきか相談したときに、「キャッチーなので残しましょう!」と言ってもらえたこと。そのおかげで、面接では良い印象を持ってもらえたと思います。

ーーそんなこともありましたね!(笑)カラクリさんへの入社の決め手を教えてください。

 経験を活かせるAI × チャットボットの領域でお客様と対話できる仕事であること、良いプロダクトを作れる組織であることに加えて、「時代に合わせた柔軟な働き方」ができることです。ワンオペ育児の生活が始まっても、子どもにはやりたいことをやらせてあげたいと強く思っていました。例えば子どもが習い事を始めたときに、送り迎えも含めて対応するためには、自分が柔軟に働ける状態であることが大切でした。

スタートアップへの転職後、
はじめてのリーダー職に挑戦


ーー事業や組織の魅力に加え、働き方も魅力に感じられたということですね。現在はカラクリさんでどのような働き方をしているのですか?

 カスタマーサクセスマネージャーが所属するユニットのリーダーとして、お客様を担当しながらメンバーの育成・管理をしています。時短勤務で働き始めたのですが、入社3ヶ月後にリモートワーク(週1回出勤)を前提としたフルタイムに切り替えました。

当社ではワーキングペアレンツに限らず全員にフレックスタイム制が適用されており、保護者会や習い事の送り迎えなどにも対応できるので、かなり助かっています。

仕事のやりがいは、お客様と共に成長していけること。お互いの課題を一緒に解決していけるパートナーでありたいと思っています。

ーー時短勤務からフルタイムに切り替えたのは、何がきっかけだったのでしょうか?

 カラクリ全体でリモートワークが主流になったタイミングで、上司に提案してもらったことです。そのとき初めて、「確かにリモートワークならフルタイムでも働ける」と気づきました。リモートワークなら始業が1時間遅れてしまっても、子どもが寝た後に1時間働いてカバーできます。8時間×営業日の労働時間をその月の中で保てばいいのならできそうだと思いました。

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ーー確かに、柔軟な働き方ならフルタイムでも働ける、という声は今とても増えています。また樋口さんは昨年10月からリーダーになったと伺いました。確か当時樋口さんからご連絡いただいて、とても喜んだことを覚えています。一方で、樋口さんは「リーダーになりたい!」と自分から手を挙げるいうタイプではなかったように思うのですが、話が来たときはどう感じたのですか?

 仰る通りで、私はキャリアアップ志向が強い方ではありません。でもリーダーのポジションを打診されたときは、素直に「やってみよう」と思いました。「絶対にやれる!」という自信はなかったのですが、リーダー経験自体がなかったので、逆に「絶対に無理!」とも思わなかったのが、その理由です(笑)

また「リーダーになったからといって誰かの真似をする必要はなく、自分なりのリーダーシップを発揮すれば良い」とも思いました。カラクリのメンバーは誰かが引っ張っていかなくても自分の足で歩いていける人ばかりなので、後ろから背中を押すようなリーダーにならなれるかなと思いました。

ーー「背中を押すようなリーダー」を目指そうと思えたこと、とても素敵ですね!実際にリーダーになってみていかがですか?

 大変です! でも、私のユニットは前職などでリーダー経験者が多いので、遠慮なくメンバーの力を借りています。困ったときは「これってどうしたらいいと思う?」という感じで、すぐに相談していますね。

最近はユニットメンバーが大幅に入れ替わったので、この機会にユニットをリフレッシュして、今まで以上に各メンバーの個性が発揮される環境を整えていきたいと思っています。

元気なパパママが一番。
親は無理せず働ける職場を選んで


ーー樋口さんは最初、大企業からスタートアップへの転職に不安を感じていたと仰っていましたが、実際に働き始めて苦労したことはありましたか?

 それが、カルチャーの違いで困ったことはほとんどありませんでした。それはカラクリが「大人ベンチャー」だったからだと思います。30代の落ち着いたメンバーが多く、ギャップはありませんでした。

ーー「大人ベンチャー」ゆえのギャップのなさだったんですね。樋口さんは今後のキャリアについてはどのように考えていますか?

 絶対にこれをやりたい!というよりは、お客さまとテクノロジーで関われるなら、基本的にこだわりはありません。カラクリを好きでいられる限り、その都度自分が求められる場所でやっていけたらいいなと思います。

ーー最後に、転職活動を検討しているワーキングペアレンツへメッセージをお願いします。

 仕事と家庭を両立するためには、無理せず働ける環境を選ぶのが大切かな、と。みなさんご家庭で無理をしていることもあるかと思うので、仕事での無理は極力なくせたらいいですよね。お子さんのためには元気なパパママが一番ですから。

withworkさんは働き方に制約の多いワーキングペアレンツの事情を理解した上で、転職活動を支援してくれました。ご紹介していただいた企業もそれを前提に選考を進めてくれて、負い目を感じずに転職活動ができたことには本当に感謝しています。親身なサポートをありがとうございました。

ーーこちらこそありがとうございました。樋口さんのご活躍を陰ながら応援しています!

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-STAFF-
企画・構成:XTalent株式会社
編集:一本麻衣 @Ichimai8
写真:森田 純典 

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