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「楽しく働く姿を、子どもに見せ続けたい」10年間勤めたメガベンチャーから大好きなサービスの広報へ

今回のwithwork転職ストーリーは、「新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレイスを創る」というミッションを掲げるフリマアプリ「メルカリ」においてFintech領域(メルペイ・メルコイン)のPRにご転職された坂口未来さんをご紹介します。

総合ITベンチャーにて10年間セールスや広報として活躍しながら、同社で2回の産育休取得を経験し、順調にキャリアを築いてきた坂口さん。少しずつ子育てと仕事の両立が軌道に乗り始め、これまで抱えていた「金融やお金に関する事業の広報に挑戦してみたい」という思いが強くなります。同時に、2年後にお子様の小学校進学を控える中、よりフレキシブルに働ける環境に身を置きたいと考え、withworkで転職活動を開始。自身もヘビーユーザーとして使うサービスに関わり、時間や場所に縛られずに働くことができるメルカリ社へご入社されました。そんな坂口さんの今回のご転職、そしてキャリアとライフにおいて大切にされていることを伺いました。



30代は「やりたい事業に挑戦する」
長年勤めた環境から一歩踏み出したワケ

メルカリ本社でご支援を担当した
withwork上原と坂口さん

ーー本日はよろしくお願いいたします!まずは、今回の転職活動を始めたきっかけを教えてください。

坂口さん:前職では2度の産育休を取得させていただきました。育休中に「今後、自分はどんな仕事をしたいんだろう?」と考える中で、これまでの自分の人生を振り返り「金融」や「お金」に関わるサービスに携わりたいと思い始めるようになりました。子どもが生まれ親になると、仕事や働き方の価値観が大きく変わってくるのを自分でも感じましたね。

働き方の側面では、2年後に長男が小学校に入学するのですが、帰宅時間が早くなることや宿題のお世話などが始まることを考えると、よりフレキシブルに働ける環境に身を置きたいという希望がありました。

ーー「お金に関わる仕事」がしたいという想いはどこから生まれたんでしょうか?

坂口さん:もとを辿ると両親の影響ですね。学生時代に海外留学を考え「留学費用を出して欲しい」と親にお願いしたところ、怒られたことが始まりです。「やりたいことがあるなら、自分でお金を稼いでやりなさい。」と言われて、その時は(なんて冷たい親なんだろう…)と心の中で思いました(笑)。ですが、そこから自分自身で100万円を貯めて行った海外留学は、自分の視野を広げる素晴らしい経験になりました。

それが原体験となり、その後も就職で上京する際の引っ越し費用を工面したり、社会人になってからも給料を貯めてたくさん海外旅行へ行きました。

振り返ってみると、あの時の親の言葉がキッカケで「お金」や「金融」への深い興味が生まれたように思います。「お金」があればなんでもできるわけではないけど、自己実現のためにある程度の「お金」は必要だ、ということを学生時代から身をもって体験しました。

そんなことを産育休の時に思い出し、いつかは「お金」や「金融」サービスに携わり、誰かの自己実現の一助になるような仕事がしたいなと考えるようになったんです。

ーーご両親のふとした一言が坂口さんの進路に影響を与えてくれたんですね。withworkに登録いただいたのは、どういった背景からですか?

坂口さん:以前、転職活動をしていたママ友が「『ママで転職するのは結構大変ですよ』って転職エージェントから言われたんだ」と話していたのですが、私は正直そう思わなくて。時間の制限がある中で、パフォーマンスを出しているワーキングペアレンツの方はたくさんいらっしゃると思うんです。これから日本の労働人口が減る中で、企業でそういった人材が活躍するはずだ、と思っていました。

その頃、上原さんのTwitterをちょくちょく拝見していて、子育てしながら会社を経営している様子やワーキングペアレンツのキャリアに関するツイートにいつも共感していたんです。上原さんが運営しているサービスなら共感できるし、ワーキングペアレンツの可能性を最大化してくれるはず。きっと良い仕事に巡り会えそうだと感じ、面談してもらったのがはじまりです。

ーーTwitterやっていて良かったです…!

坂口さん:周囲で転職を考えているという友人・知人には上原さんのTwitterを教えています(笑)。それぐらい推してます。

ーーなんと、めちゃくちゃ嬉しいです。僕の自己肯定感がいま爆上がりしています。(笑)


本当に転職して大丈夫か…
withworkとともに悩み抜き、決意

居心地の良い環境からの転職を
最後までとても悩んだと語る坂口さん

ーー今回は子育てをしながらの初めての転職でしたが、苦労や不安だったことはありますか?

坂口さん:前職には10年在籍していて、特にこれが嫌だということはなかったので、そんな良い環境から転職して大丈夫なのか?と最後までかなり悩みました。でも、「自分のやりたかった金融領域でのキャリアに一歩踏み出したい」という気持ちが強かったため、転職を決意することができました。

ーー居心地の良い環境からの挑戦だったのですね。転職活動において「やりたいことを叶える」というのは、ある意味難易度が高いことだと思いますが、どのように叶えられたのですか?

坂口さん:最終的には「やりたいこと=金融領域」の企業にたどり着いたのですが、それまでの転職活動の中では、領域を制限せず幅広く話をきかせていただいていました。どんな出会いがあるか分からないので、自分の意志が50%、withworkからの提案50%ぐらいの割合です。

私は転職のプロではないですし、上原さんの感じたことを信じてみたいとも思っていました。色々な企業の話を聞いていく中で、結果的に自分のやりたいことへの解像度も上がりました。

ーー幅広く見てみることも大切ですね。他にwithworkのご支援で特に印象に残っていることはありますか?

坂口さん:ご紹介いただける求人がワーキングペアレンツにフィットした企業さまばかりだったのはもちろんのこと、ワーママ目線での悩みや不安をキャリアコンサルタントと共有できたことが良かったですね。

先ほどもお話しした通り、私は「転職する」ということを決め切れなかったこともあり、そのモヤモヤは上原さんに何度も聴いてもらっていました。「ある程度大きくなったものの、2歳児はまだ体調を崩しやすい時も…転職して大丈夫かな…」と思ったりしたことも上原さんに相談していたのですが、いつも「メルカリさんなら働き方としては問題はないけど、そういう風に思ってしまう気持ちも良く分かります。」と共感してくださって…。withworkで転職活動して本当に良かったと思っています。

ーー僕らも納得感をもって転職していただくためにご支援しているので、想いが伝わって嬉しいです。


大好きなメルカリを広報。
やりがいも理想の働き方も叶えた場所

「メルカリ」愛用者の坂口さん。
大好きなサービスを広報できる喜びを
日々噛み締めている。

ーーメルカリ社に入社を決めた理由を教えてください。

坂口さん:もともとフリマアプリ「メルカリ」が大好きで、日頃から利用しているので、非常に興味のあるサービスや事業を展開している企業だということが一番の理由です。

そして、「YOUR CHOICE」にも現れているように働き方がフレキシブルで多くのワーママ・ワーパパが活躍されているところも魅力的でした。ダイバーシティ&インクルージョンの推進にも力を入れていて、人や社風が自分に合うなと感じたところも、決め手になりました。

ーー「メルカリ」は以前からかなり利用されているんですか?

坂口さん:そうですね、利用歴は7〜8年でこれまでの取引回数は1,000回を超えています。「捨てない生活」を心がけているので(笑)ありとあらゆるものを売ったり、何か買うときもまずはメルカリをチェックしています。

ーー(一同驚き)。ものすごくサービスを愛して使われていることがよく分かります。現在はどんなお仕事に取り組まれているんですか?

坂口さん:前職も広報の仕事をしていましたので、業務内容としてはあまり変わりなく、PR戦略策定や、プレスリリースの作成・配信、記者対応、記者会見の企画・推進などをしています。

ーーこれまでの広報経験を活かしつつも、新しい分野でのPR業務は大変なこともあるのでは?

坂口さん:そうですね、もともと金融領域に興味があったとはいえ、実際に入社してみると学ばなければならないことがたくさんありました。メルカリでは社内勉強会がたくさん開催されています。ベーシックな金融知識を学べるものからブロックチェーンやNFTなど幅広くキャッチアップができています。

また、社内全体でドキュメントに残してまとめておく文化があり、あらゆるミーティングの議事録にアクセスできたり、オンボーディングでは知っておかなければならない知識がまとまっているドキュメントもあるので、それらから学んでいます。

個人的に入社してからやってよかったことは、業務で関わる方との1on1です。マネージャークラスから経営陣まで気軽にお話を伺える雰囲気がありますね。メルカリグループでは1on1を積極的にやる文化や、任意のメンバーでのシャッフルランチなどチームビルディングを会社が補助してくれる制度もあり、情報のキャッチアップやメンバーとのコミュニケーション活性化に役立っています。

ーー新入社員にとって情報もコミュニケーションもキャッチアップしやすい環境なんですね。働き方についてはよりフレキシブルになりましたか?

坂口さん:勤務時間は大体9時〜18時で、リモートワークがメインですが、オフィス環境も良いので出社もしています。入社から半年ほど経ちましたが、フルフレックス制を利用して日中にちょっとした用事を済ませたり、自分を含め家族が病気の際にはSick Leaveを活用したり、ワーキングペアレンツでもかなりフレキシブルに働くことができています。

マネージャーやエグゼクティブクラスの方でも、子どもの発熱でお休みしたり、送迎中の車内からミーティングに参加されたり…役職問わず、性別問わずたくさんの方々が家庭と仕事を両立しています。家族の事情で仕事を休んだときも、チームメンバーが仕事をフォローしてくれたりと非常に安心感がありました。

また、大きな変化としては、入社後に息子の習い事を平日に始めて、今では月曜日と水曜日の夕方に付き添うことができるようになりました。

ーー「フレキシブルな働き方」が叶ったんですね。

坂口さん:そうなんです。仕事にも家庭にもコミットしている上司・メンバーと働けることが、とても良い環境だと感じています。

メルカリグループ全体が業務を進める上でWork From Home(在宅勤務)をベースにした仕組み化を徹底していることも、ワーキングペアレンツが働きやすい職場づくりに寄与していると思います。先日、メルカリ初のクレジットカード「メルカード」のリリース・記者会見が行われました。かなり大規模なプロジェクトだったのですが、その準備や進行もほとんどリモートワークで完結し、手前味噌ですが、そんなことが実現できるメルカリって、すごいなと。

ーー現在のお仕事のやりがいはどんなところにありますか?

坂口さん:先ほどお話したように、「金融」「お金」はもともと自分の興味が強かった領域で、かつメルカリというサービスのヘビーユーザーでもあるので、毎日の何気ない業務も楽しく取り組めています。良い意味でのギャップとしては、会社・サービスともに社外からの注目度が高く、想像以上に問い合わせが多いので日々やりがいを感じています。決済、NFT、暗号資産この3領域の事業を手掛ける会社は他にはないと思うので、今後のキャリアとしてはFintech PRとしてこの領域の広報を極めていきたいですね。

ーーそれはかなり貴重な人材ですね。これからのご活躍がますます楽しみです。最後に、これから転職活動をされる方へ一言お願いいたします!

坂口さん:自分が親になってから思ったことに「やりがいを持って楽しく働く姿をみせる」ということが、親から子への最高のプレゼントだなと。子育てをしながら転職をするのは、とっても大変だと思います。でも、もしご自身の中で挑戦したいことがあれば、是非その夢に向けて第一歩踏み出してみてください。よりイキイキと働く姿を子どもたちにも見てもらうことができたら、双方Happyになれると思います!

これからのビジョンを笑顔で語る坂口さん。


「楽しく働く親の姿を子どもに見せたい」
と思ったら、withworkへ

私たちwithworkは、キャリアとライフをトレードオフにしたくないと願う皆さんへの転職支援を行っています。

子育て中でも家庭を犠牲にしない働き方をめざし、自分の理想のキャリアを描いていきたいユーザーさまに、withworkは徹底的に寄り添います。

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■本日お話を伺った元ユーザーさん
・坂口 未来さん
 新卒で人材サービス会社へ入社したのち、2012年にメディア事業や広告事業を展開する総合ITベンチャーへ。スマートフォン広告のアカウントプランナーを経て、広報へキャリアチェンジ。2度の産休・育休を経て、スマートフォン広告代理事業、e-Sports、社内スタートアップ、自社映像メディアの周辺課金事業の広報を経験し、2022年メルカリへ入社。現在はメルカリにおけるFintech領域(メルペイ・メルコイン)の広報を担当。

■本日のインタビュアー
withwork代表・上原達也(@tatsuya39


-STAFF-
企画・構成:XTalent株式会社
文:栗林 杏子(XTalent株式会社)
撮影:森田 純典



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