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ランドセル製造から、老舗企業の再生や投資も。日本のモノづくりを変えていくハリズリーがもつ柔らかさと強さ

ワーキングペアレンツのための転職サービス「withwork」がお届けする企業ストーリー。

 今回ご紹介するお取り引き企業は、「土屋鞄製造所」のブランド運営など、モノづくり市場の活性化に向けて多様な事業を展開するハリズリーグループです。

9つのグループブランドの運営、老舗企業の支援、SDGs視点での新たな素材の開発、次世代の小売産業の周辺領域に対する投資。

新進気鋭のスタートアップではない。57年前にランドセル製造からスタートしたある会社の現在手がける事業である。その名は、ハリズリーグループ。

同社は「モノづくりの市場を温故創新する」というスローガンのもと、伝統を重んじつつ、最先端の取り組みを柔軟に取り入れて事業を拡大してきた。その守備範囲の広さは、モノづくりの世界においては“異端”と言っても良いだろう。

古きも新しきも愛する。自らを柔らかく変化させながら、市場の構造までも変えていく。そんなハリズリーグループがもつ強さとは。同社で働く魅力について、取締役の三木芳夫さんに話を聞いた。

「温故創新」の四文字に
凝縮された想いと哲学


小学生以上の子どもを持つ親であれば、ランドセルで有名な「土屋鞄製造所」の名前を耳にしたことがある人もいるのではないだろうか。

丁寧な手仕事が印象的な「土屋鞄製造所」とは一見対極にある先進的な事業にも、ハリズリーグループは積極的に携わっている。

例えば、バーチャルスニーカーを手掛けるブランドグループ「RTFKT(アーティファクト)」への投資。同ブランドグループは2021年にナイキに買収され、翌年4月にナイキと共同開発したメタバース上で装着できるスニーカーの販売を発表した。

また、2022年には米国の最先端バイオテック企業「Bolt Threads(ボルトスレッズ)」とパートナーシップ契約を締結。同社の開発したマッシュルームレザー「Mylo™」(マイロ)という新素材を利用した環境配慮型製品を、土屋鞄製造所のブランドで販売している。

ただ伝統を守るだけではない。常にユーザーの関心事にアンテナを張り、新たな分野に積極的に進出していく姿勢を、同社は「温故知新」ならぬ「温故“創”新」と呼んでいる。

ハリズリーグループを唯一無二のモノづくり企業にしている精神は、この4文字に凝縮されていると言っても良いだろう。

「せっかくいいモノを作っても、それが売れなければ意味がありません。伝統は守るだけでは廃れてゆく。大切なのは、伝統を大切にしながら時代に合ったモノを届ける視点です。

我々は伝統的な技術を現代のユーザーのニーズに合わせて活用することにより、つくり手もつかい手も豊かになる世界を作り出せると信じています」

ECやSNSを先駆けて活用した、
土屋鞄製造所の「先進性」


なぜハリズリーグループは、モノづくりの技術承継だけでなく先進的な事業展開ができるのだろうか。

その理由は二つある。一つはハリズリーグループの起源に遡る。1965年、土屋鞄製造所はランドセルの製造から始まった。優れた商品を作る確かな技術はあったものの、経営状態は決して芳しくはなかったという。

父の商品の良さはどうしたら伝わるのか──。そうした悩みを抱えながら同社の経営を担うことになったのが、ランドセル職人の息子であり現ハリズリーグループ代表の土屋成範氏だ。

ハリズリーグループ代表取締役 社長の土屋 成範氏(同社HPより抜粋

ITの時代が到来してからは、楽天などのECプラットフォームへの出店や、FacebookやInstagramを利用したコミュニケーションに、どんなモノづくり企業よりも先駆けて取り組んできた。オンラインの世界で土屋鞄製造所が一定の存在感を示すようになったのは、こうした挑戦の結果に他ならない。

時代の流れを捉え、ユーザーの心を掴んできた成功体験が、同社の礎の一つとなっているのは間違いないだろう。

ハリズリーグループが先進的である2点目の理由は、同社のマネジメント体制にあると三木さんは考えている。

「オーナーの土屋氏は、社内のプロフェッショナルたちに思い切って任せてくれる人です。人材の多様性と各々に与えられた裁量権の大きさが、先進的な取り組みを可能にしているのだと思います」

三木さん自身も、先進性を取り入れつつ「温故創新」を実践する一人だ。

「私自身はハリズリーグループの取締役として主にHRを担いつつ、グループ会社キューの代表取締役も務めています。人事でありながら経営にも携わっているので、例えば人事のノウハウを経営で試すなどのチャレンジをしてきました。あくまで個人的に行ってきた試みではありますが、それが当社の先進性を高めることにつながっていたら嬉しいですね」

プロフェッショナルが
「家族ファースト」で働く組織


2022年3月、ハリズリーグループは日本橋に新しいオフィスを構えた。

席を総社員の6〜7割分しか用意していないのは、リモートワークと出勤のハイブリッドなワークスタイルを前提としているためだ。さらにコアタイムなしのフレックス制を導入しているため、働く時間は自分で自由に決められる。

そうした環境のもと、ハリズリーグループでは多くの社員が子育てをしながら働いている。三木さんも3歳と0歳の二人の子どもを育てるワーキングペアレンツだ。

「今年は上の子が幼稚園に上がったので、4月に半休を取って入園式に行ってきました。普段は子どもを保育園に送ったあと8時に出勤し、夕方には仕事を終えて迎えに行っています。

当社には、大切な人との時間を何より大切にするべきという『家族ファースト』の考え方が浸透しているので、家庭の用事であっても休みを取りやすい雰囲気があります」

そうしたカルチャーの影響なのか、同社の心理的安全性は非常に高いという。

「社風の形成にはビジネスの内容が関係していると思います。お客様のインサイトを何よりも重視する考え方が根付いているため、社員同士においても、生活者であるお互いの意見を尊重したコミュニケーションが自然と行われているのだと思います」

常に新しい領域にチャレンジする同社であるが故に、組織そのものも変化を続けている。まだ“柔らかい”状態の組織も、決して欠点ではないと三木さんは続ける。

「先述したように、当社では一人ひとりが大きな裁量を持って自分の仕事を進めることができます。指示待ちではなく自走できるタイプのプロフェッショナルならば、大いにやりがいを感じながら働いていただけるでしょう」

多様な個性を認め合える
社会を作りたい。
“大人の遊び場”がここにある


ハリズリーグループの今後の事業展開について、三木さんは「世界を代表するブランドを輩出したい」と語った。

「日本の人口が減少していく中、当社の可能性を伸ばしていくためには、海外に我々のプロダクトを発信して日本のモノの良さを伝えることをしっかりやらなくてはいけません」

海外進出の鍵は、日本人の“精神性”にあるという。

「今世界中が取り組んでいるESGやSDGsといったテーマは、実は日本の歴史文化に紐づくものだと思っています。例えば金継ぎという文化は、日本人の『モノを大切にする』という精神性の表れですよね。また近年流行しているマインドフルネスも、禅の世界では昔から重視されてきたことです。

このような日本古来の良さを世界に伝えることで、我々は世界をより良い場所にできると考えています」

目指す世界を実現するために、ハリズリーグループが求める人材像とは。

「古いモノを単に愛でるだけではなく、新しいモノと混ざり合わせることに興味のある人ですね。また我々は、『モノを通じて“らしさ”が際立つ社会』の形成に貢献することを目指しています。多様な個性を認め合える社会を作りたい、それを責任をもって成し遂げたいと思う人に来ていただけたら嬉しいです」

そんな魅力的なビジョンに共感するプロフェッショナルが、当社にはすでに何人も集まっている。ハリズリーグループに優秀な人材が集う理由を聞くと、三木さんは次のように答えた。

「当社のことを“大人の遊び場”のように捉えてくれているのだろうと感じます。会社で仕事をしていると個人的な問題意識が膨らんでいくものだと思いますが、今の社員はそうした問題意識に正面から向き合える場所として、当社を選んでくれているのだと思います」

“大人の遊び場”のフィールドは、グローバルへと広がっている。そこはワーキングペアレンツであっても希望を持って挑戦できる世界だ。

「自分は子どもが生まれてから、『子どもたちはこの先の未来をどうやって生きていくんだろう?』と考えるようになりました。そして今は、少しでも明るい未来にしたいという想いでこの仕事をしています。

当社の事業は日本のモノづくり産業を発展させることによって、未来に彩りを与えるものです。豊かな世界を作ることに、ぜひ一緒に挑戦していきましょう」

「裁量ある仕事を、家族ファーストで」
と思ったらwithworkへ


私たちwithworkは、ハリズリーグループを始め、ワーキングペアレンツがキャリアとライフを両立できる組織づくりをしている企業様の採用支援を行っています。

仕事と家庭をトレードオフにしない新しい働き方をめざす皆さまに、私たちは徹底的に寄り添います。ぜひお気軽にご登録ください。


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文:一本 麻衣
撮影:森田 純典

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