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「妻のキャリアも大切にしたい」2人で仕事も家庭もトレードオフにしないための、転職

今回のwithwork転職ストーリーは、「テクノロジーの力で、自分らしい生き方を支える社会インフラをつくる」というミッションを掲げ、リモートワーク環境整備プラットフォーム「リモートHQ」を提供する株式会社HQへご転職された千々岩 翼さんをご紹介します。

東京から故郷・鹿児島にUターンの末、地元企業で働くも、新型コロナウィルスの影響で自宅待機を余儀なくされた千々岩さん。その間に、家族と過ごす時間の大切さに気づき、フルリモートで働ける企業へ転職をします。

しかし、予想に反して忙しい日々が続き、次第に子育てにおけるパートナーへの負担の大きさに課題を感じ始めるように…。自身もパートナーもキャリアも諦めない働き方を目指し、3度目の転職活動を開始。

柔軟な働き方と子育てへの理解はもちろん、自身と会社のwillが重なるHQ社へご入社されました。そんな千々岩さんの今回のご転職、そしてキャリアとライフにおいて大切にされていることを伺いました。


「妻のキャリアを応援したい」
仕事と家庭を両立できる環境を求め、転職

ーー本日はよろしくお願いいたします!まずは、今回の転職活動を始めたきっかけを教えてください。

東京からUターンで地元・鹿児島の酒造メーカーに外勤営業として入社し、妻と結婚、その後、長女が産まれました。直後に新型コロナウィルスが流行し、仕事は自宅待機。家族と過ごす時間の大切さに気づくと共に、30代に突入したことで「新しいチャレンジをしたい」という気持ちも芽生え、フルリモートで働けるIT企業に転職。コロナ禍では、2人目の子どもにも恵まれました。

当時の業務スケジュールは、勤務開始から夕方までは商談や顧客対応・振り返りをし、社内会議は夜に行う等、とても忙しい環境でした。そんな状況下では、子育てにおける妻側の負担がどうしても大きくなってしまいました。

妻は美容師として働いているのですが、将来的には独立も視野に入れていて、「彼女のキャリアも応援したい」という気持ちもありました。自分自身のキャリアを切り捨てず、パートナーのキャリアも応援するために、仕事と家庭を両立できる環境に転職しようと思ったんです。

ーー自分のキャリアも、パートナーのキャリアも大切にしたいというお気持ち、とても素敵です。

美容師は、妻にとって「天職」なんです。私も仕事が好きで、仕事を通じて叶えたいものがある。だからこそ、ふたりのキャリアを大切にしたいんです。

ーーwithworkに登録いただいたのは、どういった経緯ですか?

地方在住なので、フルリモート前提での転職活動でした。ですが、リモートワークを取り入れていても、週1〜2回の出社を求める企業が多く、応募できる求人は限られていました。また、パートナーのキャリアも大切にしたいと思っている、私のような人材を理解し、採用したいと思ってくれる企業に出会うことの難しさも感じていました。

そんな中、前職の同僚に相談したところ、「リモートワーク中心の働き方ができる企業や、ライフイベントに対して理解がある企業を提案してくれる」と、withworkを紹介してもらいました。他では理解してもらえない条件も受け入れてくれる転職エージェントと聞いて、初回面談も安心して臨めましたね。

大切にしたいこと・価値観に共に向き合い
寄り添ってくれた

ーー実際にwithworkを利用して、印象的だったことはありますか?

「今、どうキャリアと向き合うのか」「家庭と仕事のバランスをどのように捉えていくか」にとても丁寧に向き合っていただいた点ですね。

これまでの転職活動は自己応募やリファラル採用が中心だったのですが、何を優先すべきかを整理しないまま、すべてフラットに求めてしまっていました。でも、withworkは、LINEや電話でのやりとりで「今回の転職で叶えたいこと」をこまめに整理しながら、活動をサポートしていただけました。ただ求人をもらい「受けてください」と丸投げされる転職支援ではなく、私のペースや価値観に寄り添いながら進めていただけたことに価値を感じています。

ーーwithworkでは「転職」という選択肢の枠を超えて、ユーザーさんのライフ全体に向き合うことを心がけているので、その点が伝わって嬉しいです。

ライフの部分といえば、転職活動中に住宅購入も検討していたため、「転職したら住宅ローン審査が通らないのではないか…」という赤裸々な相談にも、実体験をもとに親身になってくださり、とても嬉しかったです。

ーー初回面談で、パートナーさんの美容院を貸店舗で開業するか、戸建て兼店舗を建てて開業するか、その場合、転職のタイミングは?…みたいな話を一緒にめちゃくちゃ考えましたね。私もよく覚えています。

こんな話まで聞いてくれるんだ、とありがたかったです。実は、初回面談で上原さんとオンラインでお会いした時、初めて会ったとは思えなかったんです。ほど良い距離感で、大学の先輩のような、メンターのような温かみを感じました。丁寧なのにフットワークが軽く、活動中もとても頼りにさせていただきました。

ーー照れますね(笑)千々岩さんがオープンマインドでwithworkに接してくださったことも、今回のご縁結びに繋がったのだと思っています。


自分のwillと会社のwillが重なった
運命の出会い

ーーHQ社を紹介された時の印象について教えてください。

「リモートHQ」というサービスは、以前から知っていました。上原さんから紹介され、私自身が目指しているものとHQ社が目指しているものが全く一緒だったことに感銘を受けました。最初から最後まで第一志望でしたね。

ーー企業のwillとご自身のwillが重なる、まさに運命の出会いですね。

そうですね。今回の転職軸は、創業期フェーズのベンチャー・スタートアップで、私のようにキャリアとライフをトレードオフにしない働き方を応援するようなプロダクトに関わること。HQ社は、まさにぴったりの企業でしたね。

ーーHQ社の選考で印象に残っていることはありますか?

代表・坂本とのカジュアル面談、一次選考がとても盛り上がりました。毎回、予定時刻をかなりオーバーしていましたね(笑)。今の世の中の個と社会における課題について、「もっとこうなるといいよね」といった抽象度が高い話から、「HQ社で何をしたいですか?」といった私自身の意思についても聞いてくれました。

入社後に坂本から聞いた話ですが、「選考で、あそこまで長時間話したのは千々岩さんぐらい」だと言われて、あらためて波長が合う方だったんだと思いました。

ーーでも、他社の選考も惜しいところまで進んでいましたよね。キャリアとライフを両立すると考えると組織体制ができているミドルフェーズの企業にいた方ががいい。でも、心の底ではアーリーフェーズのHQ社に共感してるし、飛び込みたい…という二択で悩んでいらっしゃった。

悩みましたね…。学生時代からずっと「将来、子どもたちに見せても恥ずかしくない仕事、次の世代に伝えられる仕事をしたい」という理想を持っていて、そういった観点ではHQ社に惹かれていました。もちろん他社のビジョンにも惹かれていましたが…。

自分の理想やビジョンと重なるのはHQ社、とはいえ、スタートアップ初期フェーズの難しさもある…とジレンマを感じていましたね。

ーー勇気がいる決断でしたね。悩んだ末、HQ社へのご入社を決めたのはなぜですか?

フルリモート・フルフレックスで働き方が柔軟な点はもちろんのこと、選考を通じて坂本代表の事業に対する姿勢や、会社のビジョン・プロダクトと私自身が大切にしたい価値観が共通していたところですね。改めて、HQ社に出会わせてくれた上原さん・withworkに感謝したいです。


個人の価値観を大切に思うHQで
何かを諦めない働き方を証明していきたい


3ヶ月に1回の社内オフラインイベントにて

ーーHQ社にご入社されてからのお仕事と働き方について教えてください。

Marketingチームにて、インサイドセールスBDR担当に従事しています。見込み顧客の企業様とお話をしたり、アポ獲得がメインとなるため日中の稼働中心です。子どものイベント・早めのお迎えがある場合は、日中離席することも。その分、子どもを寝かしつけた後に稼働することもあります。

鹿児島からのフルリモート勤務は前職と変わりなく、会社のオフラインイベントで3ヶ月に1回程度、東京のオフィスに出向いています。勤務時間はフルフレックスのため、コアタイムを9:00〜18:00と決めて稼働しています。

ーーワーキングペアレンツ当事者目線で、HQ社はいかがですか?

“ワーキングペアレンツ”という言葉がふさわしいメンバーばかりです。平均年齢も35歳と大人な雰囲気のベンチャーですね。個人が大切にしていることを同じように大切に思ってくれる人たちばかりです。

子どもの緊急対応などで穴を開けてしまう時も、「巻き取りますね」と積極的に助けてくれる人が多いので、心理的安全性の高い環境だと思います。

オフサイトにて同じSalesチームの方と和やかな一枚📸(千々岩様提供)

ーー現在のお仕事のやりがいや今後のビジョンについて教えてください。

人と話すことがとにかく大好きなので、その方に応じた必要な情報をお伝えし、リモートHQに興味を持ってもらえることにやりがいを感じています。

個人的なビジョンとしては、より多くの方がキャリアとライフ両方を諦めない働き方にチャレンジしたいと思えるーーそんなロールモデルになりたいです。地方にいながらも、職業選択を狭めず、都会的なビジネススピードにワクワクしながら、これからも働いていきたいですね。

ーー最後に、これから転職活動をされる方へ一言お願いします。

 今回、自分が今この瞬間に大事にしたいことや価値観にきちんと向き合い、転職できたことはとても良かったと思っています。この連鎖を世の中のより多くのワーキングペアレンツに波及させていきたいです。いまキャリアとライフにおいて何かを諦めようと思っている人も、その「何か」を切り捨てず、自分が大事にしたいことに全力で向き合ってほしいです。

ーー本日はありがとうございました!千々岩さんのようにキャリアもライフも諦めないワーキングペアレンツを増やしていけるよう、withworkも精進していきます。

「キャリアもライフも諦めない、諦めさせない」
と思ったら、withworkへ

私たちwithworkは、キャリアとライフをトレードオフにしたくないと願う皆さんへの転職支援を行っています。子育て中でも家庭を犠牲にしない働き方をめざし、自分の理想のキャリアを描いていきたいユーザーさまに、withworkは徹底的に寄り添います。

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■本日お話を伺った元ユーザーさん
・千々岩 翼さん
@career_ct
 鹿児島県出身。大学卒業後、システム開発会社・人材紹介会社にて営業に従事した後、東京からUターンし地元酒造メーカーへ。フルリモートで挑戦できる環境を求め、IT企業2社へ転職。インサイドセールス、SalesOpsを経験。場所・時間・ライフスタイルに関係なく、誰もが働くことに前向きになれる環境を作り、自身も体現することを目指し、現職であるHQ社へ入社。2人の娘と美容師の妻と暮らしている。

■本日のインタビュアー
withwork代表・上原達也
@tatsuya39

[企画・構成]XTalent株式会社 [文] 栗林 杏子(XTalent株式会社)[撮影] 森田 純典


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